左手を脱力して痛みと疲れをなくす押さえ方
今回はギターの左手の押さえについて書いていきます。
親指とその他4本の指で、挟んで押さえるやり方ではなく、腕の重さで弦を押さえる方法を紹介します。
自分もギターを始めた頃は左肩が凝ったり左手が疲れたり、手首が痛かったりと大変な時期がありました。
右手の話になってしまいますが、僕がエレキギターで速弾きを練習していた頃には肘から弾くスタイルで、肩から右腕全体にかけて力が入っていました。
結果、右肩が上がらなくなってしまい、今でもボールを投げるような動きは痛みが伴います。
こうなってしまう前に一度、自分のフォームや力の加減を見直していきましょう。
自重で押さえやすいクラシックギターについて解説していきます。
考え方としてはエレキギターやアコースティックギターも同じですので、是非応用してください。
腕の自重で弦を押さえる方法
クラシックギターはネックの上に親指を出さないスタイルです。
足台を使うのでネックが45~60度くらい傾いていますから、腕の自重を使った押さえ方が割と簡単に使えます。
左手の自重を使うにはまず、ネック裏の親指を一度観察してみましょう。
関節が曲がって親指の指先で押さえていないか確認してみてください。
このフォームではうまく自重を使えません。
親指の第1関節上あたりがタコの吸盤になったかのように押さえるのが理想です。
肩をリラックスさせ、肘を曲げる
自分の腕の重みで弦を押さえるためには、自分で腕を支えていてはいけません。
まず
①肩の力を抜いて腕をダランと下げましょう。 そして左手のリラックス 肩の力を抜く
(初級、中級者は肩に力が入っている人がかなり多いです。練習した後に肩が痛かったり疲れているようなら、力が入りすぎていますので鏡などを見て練習するか、録画して確認してください)
②肘を真上に曲げます。
この時、肩は動きません。脇も開けずにただ肘を曲げるイメージです。
③中指を3弦に置きます。下の画像は7フレットに置いた状態です。
親指はネック裏にまだ置きません。空中で待機です。
この時に肩が上に動かないように、脇が開いてないかもう一度確認してください。
脇が開いていると腕の重みを肩で支えてしまっています。
3弦にぶら下がるように押さえましょう。
弦が下に引っ張られるのを確認してください。
指板に向かって押さえるのではなく弦にぶら下がるイメージ。(もちろん少し指板側にも力を加えますが)
これが大切です。
右手で3弦を弾いてみるとぶら下がっているだけなのに音が出ます。
力を加えなくてもしっかり押さえられることがわかってもらえると思います。
④ぶら下がった後に親指をそっと添えてみましょう。
弦一本押さえるだけなら実は親指の支えがなくても良いことがわかりましたね。
これが一番リラックスできる形だと覚えておきましょう。
実際に曲を演奏するときに使う場面は限られますが、
ぶら下がると音程が狂ってしまうことがありますので適度に調整してください。
ここで大事なのは「力を抜いても押さえられることを理解すること」です。
何でもかんでも力を入れて親指と他4本の指で挟んでしまう癖をまず見直すことが大事です。
しっかり押さえることと、強く押さえることは別物なんですね。
力を入れなくてもしっかり押さえられますし、
逆に強く押さえてもしっかり押さえられていないこともあります。
曲を弾いて集中していくとどうしても力が入りがちですが、上手い人ほど力の抜きどころで指を休めています。
自重で押さえる練習をして、簡単な押さえやロングトーンの場所でしっかり休む癖をつけていきましょう。
自重を使った左指の押さえ方 まとめ
・肩に力が入って上に持ち上がっていないか、脇が空きすぎていないか確認
・親指を使わずぶら下がるだけで押さえられる
・強く押さえるではなく必要最小限の力でしっかり押さえる
以上を意識して練習してみましょう。以前より疲れがなくなるはずです。
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